
第2話は、また新たな展開がありましたが、瑛太演じる中世古理一は少しだけの登場でしたね。
今回は何と言っても、亜乃音(田中裕子)の演技にかなりの人がちょっと・・・・
怖いっていうか、寒いぼ!怪演とまで言われるほどの演技でした。
第二話の概要(ネタバレ)
第一話 は終始感情があまり抑揚のないまま一定を保ち、ことハリカに関しては静かに辛い現実と辛い過去の再発見と反芻をしていましたが第二話は、、、、
要約するなら3点
*ハリカと亜乃音の距離が縮まる。
**キャストについてはこちらに書いています。
ハリカは余命僅かと思われるカノンに高額な治療を受けさせたいため、偽札に賭ける。
亜乃音の元に行き、私は捕まってもいいので、偽札を作りたい。迷惑はかけません。という。
亜乃音はそんなもの知らない、私も夫が死んでから見つけただけだと。
それでも亜乃音はしつこくつきまとい、最終的には偽札ではなく、デジカメを発見する。
その中身には、、、、19歳の時に失踪した亜乃音の娘、娘の子供、そして亡くなった旦那さんと仲良く写っているものや偽札の版らしき画像を見つける。
ハリカはその写真(ラーメン屋)を見て、この場所わかります。。。とその流れで一緒にラーメンを食べにいき、ラーメン屋で現在の亜乃音の娘の所在を知ることになる。
亜乃音の心の中は娘で一杯であろうけど、ハリカは亜乃音と一緒にご飯を食べたりすることですごく幸せを味わっている様に見える。
その日の夜は泊まっていきなさいと、「パジャマをきて、布団で寝る」というネットカフェ住民のハリカにとっては夢の様な出来事になる。
その夜亜乃音の過去を色々聞くとになり、翌日には、亜乃音の印刷所を掃除するアルバイトに雇われる。
お昼ご飯代ももらい・・・・亜乃音にとってはすごく心が温まる出来事ばかりだったに違いない。
*亜乃音の過去と娘の存在が明らかになり、娘の現在の所在もわかる。
亜乃音の娘は19歳で失踪。なぜ失踪したのかというと、実は、亜乃音の本当の子供ではないから。
19年間育ててきたのだから顔だって似てきていたのに、本当の母親(娘を生まれてすぐに置いていなくなった)が現れてメールアドレスを渡したらしく、そこから娘がどこにいったのか知らない。
だから、ハリカが見つけた写真で、いきていたことを確認できて喜んでいるという。(全然そう見えない)
自分がミルクを飲ませてオムツも変えて、学校行事も全て出て、産んでないだけで、ずっと母親だったと淡々と話すシーンは思わず涙した人も多いのでは?
ラーメン屋で聞いた情報を元に、ガソリンスタンドで働く娘と孫をそっと確認した亜乃音でした。
亜乃音の淡々とした話し方に過去の19年間がぎっしりと詰まっていた言葉・・・・すごかった。
一度見た人でももう一度見る価値のあるくらいの第二話でした。
*カレー屋持元とるい子のカレーショップを巡るやりとりと偽札強盗事件
るい子は持元と話していると、このカレー屋は友達に持ちかけられてフランチャイズしたとかなんだかその友達にいい様にされている様子。持元は、昔からこうだから・・・こういうのが当たり前で。といった感じで何かの契約書にハンコを押せと言われているのをるい子が止める。
そして、亜乃音の印刷所に行き、偽札(偽札だと知らない二人は・・・)を強盗しに行く。
そこで掃除のアルバイトをしているハリカと鉢合わせてしまい、とりあえずハリカも拉致する。
何も取ってないから何もいうなとかまたコミカルなやりとりをしていると、持元の怪しい友達が・・・・銃を持って現れる・・・。
キャスト
辻沢ハリカ:広瀬すず
青羽るい子:小林聡美
持元舵:阿部サダヲ
中世古理一:瑛太
花房万平:火野正平
林田亜乃音:田中裕子
第2話の名言
「カレーは辛い。辛いからうまい。人生もまた同じ。今ではそう解釈してます。」
名言今怖いんで。と一話で話していた持元(阿部サダヲ)の言葉。
「この世界には裏メニューがあると思うんです。世の中なんてどっかのばかがついうっかり倒したドミノ倒しでできてるんです。ちゃんとしてようがしてまいが、並んじゃったら負けなんです。裏メニューのがおいしいの。」
「10年15年ちょっとずつ積み上げてきたものを簡単にちょんと壊しちゃう」
赤ちゃんから19年大切に育ててきた娘が失踪した話をする亜乃音。いかに大切に育ててきたのかを淡々と話す亜乃音。
赤ちゃんを捨てていなくなった生みの母親が19年後突然現れたことに対する言葉。悔しさや悲しさ、抑揚のない話し方がさらに涙を誘います