
相関図
第3話
第2話では、朔と渉のキスを見てしまった奈々。
朔にわたるんは気にするから内緒にしてと言われて、大丈夫!と固い約束をする。
が、それを知らない大器は、朔が奈々に馴れ馴れしいと「節度を持って接するように」と言う。
一方、小宮山妻に、「朔はいつまでいるの?」と聞かれて渉はあたふたする。バレちゃったかなと・・・。
奈々はクリニックでクロミッドと言う誘発剤を勧められ飲み始める。
それからなかなか朝起きれなかったり、イライラしてしまうことが増える。
妊娠したかもと思ったものの、リセット(妊娠待ちの状態で生理がくること)してしまい落ち込む。
大器の妹・琴音(伊藤沙莉)の妊娠のことで、みんなが喜んでいるのに、自分だけ喜べなくて、そんな自分が嫌だと大器に言う。
大器は「いいところも、悪いところもあるのが人間。琴音(大器の妹)の妊娠は喜べなくて当然。こっちはこんなに必至にがんばっていてできないのに、それで喜んでたらお人よし通り越えてバカだぜ?」と奈々の涙を拭きながら慰める。
奈々も泣きながら頷く。
子供を作らないカップル川村はちひろに「子供(亮太)を引き取ってこの家で暮らしたいと思ってる。だから、ちひろが嫌なら・・・」と切り出す川村に対し、
「嫌なら引き取るのをやめるの?私と別れるの?」「一生一緒に生きて行くと言う約束は?」と聞くも、
川村は「事情が変わった、子供を引き取らないと言う選択肢はない、すまない」とはっきりと言う。
ちひろは家を出て行くといいはじめ、奈々にもその事実を打ち明ける。ちひろは、川村が自分を説得したり引き留めたりする様子もないことに悲しんでいる。でもそれは愛しているから無理やり愛する人に無理させることができないからじゃないかと奈々は言う。
そして奈々も妊活中で、今リセットしてしまったのだと言うことをちひろに打ち明ける。
大器の怒り&神対応にあったまる
松山ケンイチ演じる大器がリセットしてしまった奈々へ言った言葉が反響をよんでいます。
(「いいところも、悪いところもあるのが人間。琴音(大器の妹)の妊娠は喜べなくて当然。こっちはこんなに必至にがんばっていてできないのに、それで喜んでたらお人よし通り越えてバカだぜ?」)
なんだか、妊活って女性の体、精神的負担が大きいです。妊娠してからもそうですが。。。。
だからそれを支えるのがパートナーの役割とも言えるのでしょうけど、、、、パートナーもそんな彼女を見るの、辛いと思います、、、この対応は100点!!と言いたい。
その他にも一緒にお風呂に入るシーンや大器の優しい言葉掛け、
そして自分が他人の幸せを喜べないことへの嫌悪感をちゃんと言葉にできる奈々の可愛さ、、、
このドラマを見て、こんな夫婦になれたらいいなーと思う人もたくさんいるはず!
さらに、倒れた奈々を介抱する朔に対して、勘違いした大器が摑みかかるシーンですが、これも、また!
奈々ちゃん、愛されているってことだよ。その通りですね!
朔はその勢いに、「もう言っちゃって」とゲイであることをカミングアウトする。
その後に3人でケーキを食べるシーンもまたあたたまります。
色々な悩みを抱えながらも分かり合える人間像を描いているこのドラマ、
毎回見るたびに悲しくなったり、嬉しくなったり、温まったり、素晴らしいヒューマンドラマです。
性的マイノリティーの方、妊活中の方、見る人によっても見方は違うと思いますが、みんなが他の人を、他の人の生活や心の中を見れるドラマなので、オススメです。
余談ですが、松山ケンイチさんは3人のお子さんがいます。
イクメンだとメディアでも取り上げられているほどですね。その優しさが出ています。
深田恭子さんは、甥っ子をすごく可愛がっていて、自身もいつかママになれたらと思っているようですね。
朔演じる北村匠海さんも超イケメンです!見どころ沢山のコーポラティブハウスから目が離せません!