炭水化物は危険?食べ物と健康の関係

◇「炭水化物が毎食7割超え」は注意 死亡リスク上昇?!

 

炭水化物(糖質+食物繊維)の摂取割合が非常に多い人は死亡リスクが高く、脂質の摂取割合が多い人は死亡リスクが低いという意外なデータが、世界の18の国・地域の13.5万人以上を対象にした研究で得られました。(参照:NIKKEI STYLE)

 

◇ この研究でわかったことは

炭水化物摂取している割合が他の栄養素より多すぎる人は脂肪リスクが高いということ。脂質の摂取量は少ない人より多い人のほうあそう脂肪リスクが低いことがわかったそうです。

◇どうしたらいい?

炭水化物中心ではなく、脂質からのエネルギーを増やしたほうがいい。と食生活に関する世界的なガイドラインの再考が必要とのこと。

 

◇日本は?

日本も炭水化物、特にご飯類は摂取量が多いかと思います。飽食の時代ですから、どうしても手軽に安価に食べれるのを選んでしまいがちです。ご飯のみならず、パン、パスタ、ラーメンなど、沢山美味しいものがありますが、それと同時に食べるものの野菜や他の栄養素が不足しているのではないでしょうか?

◇何を食べたらいい?

和食は世界的にみてもとてもバランスの良いものと言われています。その中でも私がこの時期いいと思うものはやはりです。鍋ならッタンパク質、野菜類、きのこ類、バランスよく、かつ、野菜類は大量に食べられます。おすすめは鶏鍋ですね。スープも手軽に家で作れますので、ぜひ作ってみてください。(レシピはこちら。)

 

◇生活習慣病

この時代に生活習慣病を気にせずモリモリ食べ続ける中高年は少ないと思います。お酒も飲むし、美味しいものも沢山あるし、もらうし。付き合いもある。生活習慣病の予防、もしくは悪化を防ぐには、運動と食事です。無理せずに続けるコツは、暴飲暴食をしない!ゆっくり食べる、よく噛む。

◇糖尿病予備軍

厚生労働省の平成28年「国民健康・栄養調査」の要点は以下のとおりです。

患者・予備群の数

「糖尿病が強く疑われる者」の割合は、12.1%であり、男女別にみると男性16.3%、女性9.3% である。「糖尿病の可能性を否定できない者」の割合は12.1%であり、男女別にみると男性 12.2%、女性12.1%である。

「糖尿病が強く疑われる者」は約1,000 万人と推計され、平成9年以降増加している。また、「糖 尿病の可能性を否定できない者」も約1,000 万人と推計され、平成9年以降増加していたが、平 成19 年以降減少している。(参照:糖尿病ネットワーク)

予備軍ということは自分でもわかっていない、もしくは私のように小さい頃から血糖値が高い方かと思います。糖尿病になる前に、検査で予備軍になた場合は緩やかな糖質制限を続けることで、悪化せずに暮らせる可能性があると思います。運動すれば回復する可能性もある人もいるはずです。

◇まとめ

やはり飽食の時代、炭水化物は控えて他の栄養素も摂取するよう心がけるべきだなと思います。私も人のことばかり言ってられず、もう毎日冬は鍋生活をしたいくらいです。野菜で満足が得られるレシピは結構あるので、今後も紹介していきたいと思います。糖質ゼロも強味方ですが、味覚を損なったり、毎日ガバガバ糖質ゼロのコーラなど飲んでいてはそれもよくないはずと考えます。

 

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