
平野歩夢選手、バートンUSオープン優勝おめでとうございます!
XgamesとBurton US Open の二冠を達成することは本当にすごいことです。
実力もさることながら、静かな物言いとその奥に秘めた闘志で、今までのスノーボードのイメージを少しづつ変えていっているのがよく分かります。
彼自身も飲酒問題や大麻問題の際に該当者ではないのに、誹謗中傷にあった経験もあることから困難なことも乗り越えての今の彼がいるのではないでしょうか。
平野歩夢選手のTV番組特集詳細
(*いくつかの番組で重複した内容があります)
バートンUSオープン2018での滑りについて
平野選手が世界の大会で初めて成功させてたという「フロントサイドダブルコーク1440」(横4回転縦2回転)大怪我の悪夢を払拭し初優勝!
インタビュー:「やっと全タイトル一通り獲れたかなというところでまだUSオープン残っていたから、それがすごく大きいですね、自分の中では」
海外メディアの反応
*平野にニックネームをつけるなら「忍者だ」。彼はとても静かで口数が少なく必要ないことは言わない。でも試合では今まで見たことにない最高のものを見せてくれる。
(Burton US Open webcast screenshot)
平昌五輪
五輪で初めて4回転の大技を連続で成功。に大会連続の銀メダル。
羽生結弦選手と話していた内容について:共通点は回転!「4回転」
羽生選手から声をかけて話し始めたようですが、
「プライベートより競技のことで、回転回転ということで、どっち回転が得意なの?ハーフパイプどんな感じなの?どんな目線なの?5回転4回転半できるの?・・・厳しいね。という話をした。フィギュアの世界もそれ以上のものを求めていく感じになる。無理していく世界になると思う。俺もそうだし、チャレンジするという気持ちは似ていると思う。同じような思いも当然していると思う。」
クリームシチュー上田:若いのにどっしりしていてプレッシャーとか感じてないように見えたのだけど。
平野選手:やるだけってとこまで来れたらあとは自分の力を出すぶんには緊張しない。
上田:心臓の毛もその髪型のようにワッサーとしているわけ?
平野選手:そうなのかもしれない。
上田さん、もっと面白いツッコミはなかったのか?なんか失礼なような気もしたのですが、これに、平然とそうですね。と答えるあたりがまた好感度UPですね。
4年前にもインタビューしていた模様を放送していましたが、塩対応だった。とのこと。15歳ですから!
上田:大人になられましたよ。
平野選手:「地道に一歩一歩やってきた自分自身にとっていい成長があった4年間でした。」
スノーボードに関する考え方も変化が
「スノーボードというものを影響力をもっと大きくできる可能性がこの先にまだまだあるかなと実感している。もっとこれ以上伝えていきたいという気持ちがあります。」
バートンUSオープン2018決勝
自分のできる全力を出してトップを狙いたい。
3本滑り、その中で一番いい点数で順位を競う
1本目:縦2回転横4回転の大技フロントサイドダブルコーク1440を決めたが平野最後の技で着地が乱れた。
2本目圧巻の滑り。高さのあるえあからフロントサイドダブルコーク1440,その後もミスなく終わりました。
「ファンはこれを見るために足を運んできました。平野は最高難度のトリックを難なくやってみせる脂質の持ち主!」と現地の実況も盛り上がっていました。
89.62を叩き出し大会初優勝。
日本人で初めてXgames とUSオープンの二冠を達成
インタビュー:「良かったです。五輪とか大きい大会ばかりだったから体も疲れていたし、最初出るか出ないかUSオープン迷っていたのですが、これからも、人が時間をかけなきゃできないことを自分はこだわってそれをスタイルとしてみてもらいたいと思う。そういう足跡のない場所に自分は歩いて行きたいと思います。」
(Burton US Open webcast screenshot)
平昌五輪
五輪では王者ショーンホワイトに敗れはしたものの、4つの高難易度のルーティンは史上最強と言われています。
USオープン2018前インタビュー:「自分の攻めた滑りで後悔のない形でいい結果に運べればと思います。」
②FSダブルコーク1440
③CABダブルコーク1440
④FSダブルコーク1260
⑤BSダブルコーク1260
金メダルのショーンホワイトでさえ出来ない4連続技を披露。
圧倒的な実力を誇る平野に海外メディアも大絶賛!
「ショーンホワイトと並ぶ世界最高の選手だと思う」BYスノーボード専門誌編集長
「彼は史上最も貪欲な選手大一番の勝負強さもあるね」BYスノーボード誌記者
USオープンのコースの鬼門
「本音を言えばだいぶ苦手な形をしている」
パイプの壁の角度や幅は大会によって様々
本人が苦手とする左の壁で繰り出すのはルーティンの最後を締めくくる
最後の技(バックサイド ダブルコーク 1260)
背中側から回転するので着地点が視認しにくいこと。
そして去年この大会で、左側の壁で転倒し左ひざ靱帯と内臓を損傷。
決勝前日には左側の壁を入念にチェックして滑り込んでいた平野選手だが、鬼門での大技は一度も成功しなかった。
1本目は最後のルーティンが決めきれず、まずまずのスタート
2本目左の壁を攻略し、89.62でトップに!
現地の放送席もかなりエキサイティングな感じでした。
大会後の祝勝会では、
「やっと優勝できました。」
去年の恐怖心は?
「もう全くないですね、順調に回復したっす。」
(Burton US Open webcast screenshot)
動画
ご両親も登場しています。出身地の村上市にもフォーカスしています。
海外女性が平野歩夢に釘付け?
アユム・ヒラノは誰と付き合っているの? と気にする女性も増えてきている。
アメリカのサイトで特集が組まれており、まずアユムヒラノって誰?スノーボード好きじゃないと知らなかったかもしれないけど、これからはみんなが知るようになる人だと思う!
彼は独身なの?血液型は?
などなど
疑問だらけでしたが、平昌五輪金メダリストショーンホワイトや銅メダリストスコッティージェームスとは異なり、女性の影がない、プライベートが見えないということから、さらにその好奇心を掻き立てることになっている様子。
そう言えば、USオープン2018でも、忍者とか、クールヒラノ、ミステリアスフラーノ(ヒラノがフラーノに聞こえる)とか、余計なことは一切言わずにすごい技を出してくる。などなどスノーボード以外の評価もとても高いのが平野歩夢選手なのだ。
クールなヒラノから繰り出される高難易度の技に女性は魅了されているようです。いとも簡単にやっているように見える、それがヒラノ選手だと実況でも言ってました。
米国の方々もこれからも間違いなくミステリアスヒラノに釘付けになることでしょう!
今後とも頑張ってください!