済美ピッチャーはエース山口一人?もう一人の投手池内優一投手の成績や経歴は?

愛媛県の済美高校といえば?

野球が好きな人なら、安楽!!

といってしまうのではないでしょうか?

安樂 智大(あんらく ともひろ:1996年生まれ)選手は、済美高校出身で現在楽天ゴールデンイーグルスに所属する投手です。

そんな安楽選手を思い出させる済美の投手山口選手とはどんな方なのか、そして他にもピッチャーがいるのか見ていきます。

済美高校エースピッチャー山口直哉選手とは

地方大会から一人で投げ続けているピッチャーで持ち味は、最速144キロの直球と2種類のスライダー、カーブ、チェンジアップです。

また、そのスタミナと精神力もすざましく、足がつって戦線離脱する豪腕投手がいる中、表情を変えずに投げ続けるその姿にクギつけになる人も多数いるのではないでしょうか?

 

山口選手がさらに注目されたのは星稜(石川)に延長13回タイブレークの末、13―11で逆転サヨナラ勝ちした大激闘。

サヨナラホームランを放った矢野選手も素晴らしかったのですが、やはり済美を勝利に導いたのは鉄腕エースだったと言われています。

途中8回山口選手の右膝にデットボールというアクシデントがあったのにも関わらず、184球を一人で投げ抜いた山口直哉選手には「安楽の772球」から学んだ“済美エース道”、”済美エース魂”があったのではないでしょうか。

山口直哉 プロフィール
利き腕 右投左打
身長 171cm
体重 64kg
ポジション 外野手 投手
最高球速 144km
出身 兵庫県淡路島

『経歴』

高校2年
2017年全国高校野球選手権大会(3回戦)
2017年国民体育大会(1回戦)
高校3年
2018年全国高校野球選手権大会(ベスト8)
(出典:https://www.kyureki.com/player/53248/)

中学校では軟式野球だった山口投手。

山口投手を知る選手が「まさかあの山口が甲子園でこんなピッチングをするとは!」

と言うほど高校での成長が素晴らしかったのかと思います。

山口選手の兄がすごい?

実は山口選手のお兄さんも済美高校野球部出身ということで、冒頭で述べた安楽選手と同期で投手だったようです。

賛否両論あったものの甲子園で安楽投手が一人で投げきりました。

今でも語り継がれる「安楽の772球」は済美高校のエースの道なのかもしれません。

そんな安楽選手とお兄さんを見ていた山口選手は目指す場所がはっきりとした状態で済美高校に入学されたのではないでしょうか。

現在山口選手のお兄さんは国学院大学でプレーされています。

甲子園での調整

「安楽選手の投げすぎ」が国内外から非難されたこともあり、山口選手の甲子園での調整は素晴らしいもののようです。

調整法
・184球投げた星稜戦後中2日はノースローで調整
・酵素の力を利用した「ぬか風呂」や酸素カプセルに入り疲労回復
三回戦は 済美3-1高知商 という結果でした。
一人で投げ続けて本当にすごいです!

済美高校の投手はひとり?池内優一投手が投げる?

対星稜高校戦では、13回まで一人で投げた投げすぎだと言われた山口選手をライトにおき、準々決勝のマウンドはキャプテン池内優一投手が先発でした。

安心するとともに、気になるのは池内投手!

では池内祐一選手とはどんな選手なのでしょうか。

池内祐一選手 プロフィール
利き腕 右投右打
身長 180cm
体重 81kg
ポジション 投手・内野手

[経歴]

全国大会(中学) 中学3年
2015年ボーイズ選手権大会(ベスト4)
全国大会(高校)
高校2年
2017年全国高校野球選手権大会(3回戦)
2017年国民体育大会(1回戦)
高校3年
2018年全国高校野球選手権大会(ベスト8)
(出典:https://www.kyureki.com/player/53234/)

中学では今治中央ボーイズに所属し、ボーイズの選手権大会でベスト4に輝いています。

さすが名門済美高校。キャプテン池内選手とさらに1年生山本竜介選手も投手登録でベンチ入りしています。

池内選手は2年生でも甲子園に出場しています。(伊藤選手、矢野選手も昨年出場)

キャプテンとして大活躍の池内選手。

最後はエースに任せましたが、素晴らしい先発でしたね!

 

最後に

済美高校は今回の豪雨災害によって、大きな被害を受けた愛媛の代表として尽力しています。愛媛県に明るいニュースを届けられたらということもあると思いますが、素晴らしい成績で勝ち進んでいます。

実は済美の中矢太監督も元甲子園球児で、あの「松井秀喜5敬遠」が起きた26年前の星稜戦で控え選手として明徳義塾(高知)にいた甲子園球児だったそうです。

済美のコーチになるまで(2003年就任)は明徳義塾の馬淵史郎監督のもとで長くコーチをつとめていただけあって、準備を怠らず、粘り強く戦う姿勢を選手と共有していることもあり、今のチームがあるのだと思います。

済美高校はみなさんの記憶にも新しいかもしれませんが野球部の先輩から後輩へのいじめが発覚したため、一年間の大概試合禁止(2014年8月から2015年8月)という時期もありました。

そのことでイメージダウンしたのはいうまでもないのですが、そんな時期も乗り越え、チームメンバーの粘り強い野球で勝ち進んでいる済美高校。頑張って欲しいですね!

追記:DVDが発売されています。

100回記念大会は見どころのある試合ばかりでしたので
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