
街中で幼稚園送迎のお母さん達から聞こえてくる話も、小学校でお母さん達の話も、受験生の親達からも同じ言葉が聞こえてきます。
「インフルエンザが・・・」
猛威を振るっていますね。
厚生労働省は2日、インフルエンザの患者数が2週連続で最多を更新したと発表しました。
厚労省はインフルエンザの大流行が続いているとして注意を呼びかけています。
直近5週間で検出されたウイルスで最も多かったのはB型で、次が09年に新型として流行したA型とのこと。
例年2月以降に増え始めるB型が、今季は早く感染拡大が始まったことで、患者数を押し上げているようです。
インフルエンザの感染経路
インフルエンザウイルスの感染経路は主に2つで、「飛沫感染」と「接触感染」があります。「飛沫感染」では、感染者のくしゃみや咳などの飛沫と一緒にウイルスが放出され、それを別の人が吸い込むことで感染します。「接触感染」は、ウイルスが付いたドアやスイッチ、つり革などを触り、その手で自分の口や鼻などを触ることで感染します。
**また、米国の調査で、空気感染も 「飛沫感染」、「接触感染」以外の原因もあるとの研究結果が出ている。
それは感染者が呼吸するだけでウイルスが周りに拡散し、同じ部屋にいる人に感染する「空気感染」も予想以上に起こりやすいということだ。
参考:インフルエンザは呼吸するだけで感染する?
家族内感染は誰から広がる?
一番低いのは、母親から感染る確率だそうです。
家族内で感染しやすいのは乳幼児からですね。
看病したりまだ1人でねれない子供だと親にもうつりやすいですね。
そして乳幼児とその兄妹が感染してしまうケースも目立ちます。
そして意外なこと?!に
父親からの感染がすごく多いそうです。
父親から母親にも感染度は高いです。
その理由は、インフルエンザに感染してからの治療までの時間がかかってしまうこと。
つまり感染したと自覚してすぐに治療、感染予防をすることによって家族感染を防ぐことができます。
仕事などで忙しかったりして治療が遅れるケースが多いのでしょうが、これは!と思ったらすぐにつ家族への感染予防しましょう。
インフルエンザワクチンは?
インフルエンザのワクチン接種したのに感染した。
とはよく聞く話です。
それはつまり、、、インフルエンザワクチンが感染を防ぐためだけのものじゃないからです。
というのも、インフルエンザワクチンは今年流行る型の予想をしてワクチン開発をしているのと、重症化するのを防ぐのが目的だからです。
参考:インフルエンザはどう感染する?感染を防ぐ3つのポイント
しかしながらワクチンを接種した家族の方が、その年に流行したインフルエンザのワクチンの有効率が高ければ、家族の中での感染率も低い傾向にあるようです。
だからインフルエンザの予防接種は実は気づいてないところで効果があるようですね。
家族間感染を防ぐには
空気感染まであるとなると、もう家の中でみんなマスクしかないかと思います。
小さい子はマスクできないと思うので、感染した人はなるべく隔離、特に食卓は分けるべきという意見もあります。
マスクを外したり、食事で話をしたりしてる時に感染しやすいのでしょう。
絶対防ぐというのは難しいのかもしれませんが、できるだけの対策はしていけるとインフルエンザ感染から逃れることができると思います。
基本的な手荒い、うがいはやはり効果あるようですよ!
私もまだ感染していません。今年は特に手洗いをしっかりするよう心がけています。