インフルエンザはどう感染する?感染を防ぐ3つのポイント(1部訂正)

■インフルエンザとは

 インフルエンザ(influenza)は、インフルエンザウイルスを病原とする気道感染症であるが、「一般のかぜ症候群」とは分けて考えるべき「重くなりやすい疾患」である。

流行が周期的に現われてくるところから、16世紀のイタリアの占星家たちはこれを星や寒気の影響(influence)によるものと考え、これがインフルエンザの語源であると言われている。インフルエンザは、いまだ人類に残されている最大級の疫病である。(国立感染症研究所HP参照)

 

■予防接種は効果あり?!

予防接種の目的自体が、「感染した時の重症化を防ぐ」という目的なので、予防接種したからと言って感染しないというわけではない。

(もちろん免疫に抗体を作ってくれるので、感染していても気づかないまま抗体がウィルスを排除する場合もあるそうですが!)

この説明、ドクターから受けたことありますか?

「注射したのに、インフルに感染した!」

というのを何度も聞くのはドクターの説明不足なでしょうか?もしくは私たちの知識不足・・・!?

沢山の方が注射はインフルエンザの感染予防として受けていますよね。(既往症がある方とかは違うと思いますが)

実際に、国立感染症研究所によると、インフルエンザのワクチン注射では感染予防はできないが、感染後の重症化を防ぐということは証明されているとしています。

 

■感染ルートは?

感染ルートは下記二つが主なものと言います(TV:この差って何ですか?でもやっていました!)

*飛沫感染

飛沫感染はウィルス保持者がくしゃみなどをした時に飛沫が飛んで、それを吸い込んでしまった際に起こる感染

*接触感染

 

接触感染は、ウィルスを触った手で触れたものに触ってしまい、それを口に入れてしまったり、そのまま鼻をほじったり・・・。

で感染するそうです。

■空気感染は?

空気感染、つまりインフルエンザにかかった人と一緒にいるだけでは感染しないのです。

一緒にいて、飛沫を吸い込んだり、そのウィルスのついたものを触った手でものを食べたり・・・そう言ったことが感染源です。

米メリーランド大学環境衛生学教授のDonald Milton氏らの研究によると「咳やくしゃみをしなくても、インフルエンザ患者が呼吸するだけで周囲の空気にウイルスが放出されることが分かった。」とのこと。

 

ですので、空気感染もあります。これはもうマスクで気をつける以外に予防策はないですね。

あとは自覚症状がある方はすぐに帰宅、治療してもらうことです。

 

感染者が呼吸するだけでウイルスが周りに拡散し、同じ部屋にいる人に感染する「空気感染」も予想以上に起こりやすいことが、新たな研究で示唆された。詳細は「Proceedings of the National Academy of Sciences(PNAS)」1月18日オンライン版に掲載された。Milton氏は、今回の研究に関する同大学のプレスリリースで「咳やくしゃみをしなくても、インフルエンザ患者が呼吸するだけで周囲の空気にウイルスが放出されることが分かった。したがって、インフルエンザに感染した人が職場に現れた場合には、周囲への感染を防ぐため職場にとどまらせず、すぐに帰宅してもらうべきだ」と強調。

参照:毎日新聞

 

■感染予防するには

感染予防はやはり、手洗い、そしてうがいです。

どうしてもうがい!と思ってしまいますが、意外と手についているものです。

これからインフルエンザと共にノロウィルスも流行るかと思いますが、ノロも同じです(ノロの場合は吐瀉物に注意ですが)

ウィルスは意外にいろいろなところについているんで、

何か食べる時は必ず手を洗う!
何か触った手で顔を触らない
人混みではマスクをする

 

この③つが大切かと思います。

あまり手洗いばかりはよくないかと思いますが、感染予防しなくてはならない時期は、きちんと意識するといいですね!

 

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