anone(あのね)第3話のネタバレ、名言、暗い中の笑える見どころを解説

キャスト、相関図

今までのあらすじ

幼い頃変わっているからと親に更生施設に預けられていたハリカ(広瀬すず)ネットカフェで寝泊まりし、孤独死した人の部屋の清掃のバイトをして生計を立てていた。そんなハリカの楽しみは、チャットアプリで話すカノンとの会話。のちにカノンはハリカと同じ更生施設にいた彦星だとわかるのだが、このカノンはおそらく余命宣告を受けて入院している。ハリカは孤独なハリカにやっと訪れた幸せは亜乃音との出会い。その出会いは偽札が絡んだものだった>>>1話

ハリカは友達が見つけた偽札の行方を追って亜乃音にたどり着く。亜乃音に、お金が必要だから偽札を作らせてくれと頼む。

その最中に亜乃音の失踪した娘の話を聞く。また、亡くなった夫は、亜乃音に内緒で失踪した娘と会っていたことも判明する・・・・

 

偽札は亜乃音は、亡くなった旦那が作ったものだろうからわからないと言うが、失踪した自分の娘とハリカを重ねて見たのか、ハリカを泊まらせた。翌日にはバイトも頼んだが、ハリカはいなくなってしまう。

ハリカは誘拐されていた。これもまた偽札を燃やしていた亜乃音を見てしまった持元とるい子によって・・・>>>

第3話ストーリー

誘拐されたハリカは持元のカレー屋にいたが、拳銃を持った西海に軟禁状態にされてしまう。

西海は、上司を撃って逃走中。ハリカのことを聞いて身代金を取ると言う。

亜乃音はるい子とやり取りの末に(下記)ハリかを救うために1千万円を用意する。

ハリカは助かったが、西海が受け取ったのは偽札だった。

本物の札束はるい子が持って逃げていた。

絶望のうちに西海は拳銃自殺を図る。。。。

と、そこに、瑛太演じる中世古がきて、偽札の束を奪って立ち去ると言う・・。

今回は瑛太演じる中世古が登場しました。彼が偽札作りに一役買っていたのは間違い無いでしょう。真相が明らかになるのは次回でしょうか?

 

持元と西海のやり取り、るい子と亜乃音のやり取り、今回も細かいころで笑ってしまうようなちょっとした場面、心情を揺さぶるような言葉がたくさん出てきました。

 

私はこういたところがこのドラマ、坂元裕二脚本の見どころだと思います。

名言も多数ありました。

名言

第3話は持元の名言に尽きます。

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冒頭から自分の仕事に疑問を持たないのか?と聞かれ、聞いた相手が去った後にボソッと・・・・

「こんなもんだから・・・・」

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持元が結婚しようとしていた女性に子供は絶対欲しいから不妊じゃないか検査して欲しいと言われ、病院で検査を受けるシーンの後・・・・彼女に電話して、「留守電に連絡がないから薄々そういうことかなと思うんだけど」・・・・と言った後に

「期待に応えられずにごめんね」

===

身代金で、偽札を受け取ったと分かった時に西海が刑務所なんて行きたくない、もう偉そうにされたりするももいやだと泣き言を言った時(これも、自分は人を撃っておいて、泣き言をいうという・・・子供みたいなやり取りですが・・・)

「会社よりマシかもよ。」

===

 

こちらは反響も大きかった1シーンだと思いますが、少しコミカルでもあり、名言でもあり、第二話は亜乃音の”鳥肌もん”の亜乃音の一人芝居に匹敵するものかと思います。

西海:「生きている意味なんて誰にも分からないよ。」

持元:「意味なんて誰にも分からないよ」

 

西海:「自分なんていてもいなくてもどちらでもいい人間だって」

持元:「何言ってんだよ、45にもなって!」

西海:「45になっても思うんだ。20歳の倍思うよ。」

西海:「消えてしまえばいいとしょっちゅう思う」

持元:「しょっちゅうってことはずっとじゃないだろ!」

 

西海:「仕事もない」

持元:「俺もない」

 

西海:「家族もない」

持元:「俺もない」

 

西海:「夢もない」

持元:「夢どころか思い出もない」

西海:「TV見るくらいしか・・・」

持元:「俺はみたいTVもない」

西海:「熱帯魚くらいしか話し相手もいない」

持元:「家帰って餌やれよ!」

西海:「何にもいいことないんだよ。」

持元:「それはいつか」

西海:「いつかってもう45だよ。死んでもいい。。。」

持元:「違う違う。死んでもいいっていうのは、生まれてきてよかったって思えたってことだよ。」

「生まれてきてよかったと思ったことないうちはまだ死んでもいいって時じゃない!」

「生きようよ、生きることは素晴らしい。」

「俺末期ガンなんだよ。」

 

「何も残せないって分かってるよ。」

「いてもいなくてもいっしょって分かってるよ」

「諦めても思っちゃうんだよ・・・・・生きたいなーって。」

 

すぐバレる嘘言うな!と殴られてしまう・・・・

 

最後がびっくり仰天の

コミカルに悲しく終わる。

暗いだけじゃない!

亜乃音とるい子の娘の話でのやりとり、これはまたこのくらいドラマの中での笑いどころでした。

るい子は亜乃音がハリカの母親だと思って身代金を要求しにいったのだが、「娘さんのことです。」と話を切り出すと、亜乃音にに「玲?」

と聞かれ、「ええ、玲さんのことですよ」と答えるるい子。

続けて「娘さんが深刻なトラブルお抱えてまして、相手が悪い種類の団体に属する方で、今監禁されています」

と身代金を要求するも、、、

亜乃音:「警察は?」

るい子:「今生きるか死ぬかなんで、そういう正しいことは。。。」

亜乃音:「こどもは?」

るい子:「子供・・・・???」

亜乃音:「失礼ですが本当の話ですか?」

亜乃音:「娘は私に助けなんて求めないでしょ。」

 

じゃあ写真見せます。

 

と長らく噛み合わない会話をしてからやっと写真を見せるという・・・・

 

噛み合わないのに話し続ける滑稽さと、るい子の行き当たりばったりすぎる(ハリカの名前すら知らないという。。。。w)

この場面は本当に笑えました。

 

この後はすぐまた暗いトーンに戻るのですが。。。

 

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いいアジが上がったので、どうかなと!

勤務先の所長(花房)が「今度一緒に釣りでもどうですか?」

と聞くと、それどころじゃない亜乃音は

「はい、どうもありがとうございました」

とよく分からない答えをして花房を追い返す・・・

平和なシーンと切迫した状況の混在がまた笑えます。

 

見どころが満載のドラマだと思います。第4話も楽しみですね!

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